「書く開発」から「定義・設計する開発」へ
大手金融会社 · 金融 · 公開 2026/05/14
大手金融会社の開発組織90名を対象に、AIを活用した仕様駆動開発(SDD)研修を実施。人が設計し、AIが実装する開発プロセスへ転換し、要件定義から運用まで一貫したAI活用スキルを習得。
詳細
概要
大手金融会社の開発組織90名を対象に、「AIを活用した仕様駆動開発(Spec-Driven Development、SDD)」研修を実施しました。
エンジニアやPMを中心に参加いただき、AIを単なるコード生成ツールではなく、要件定義〜設計・実装・テスト・運用までを一貫して支援する“開発パートナー”として活用するスキルを習得しました。
研修実施の背景
- —AIでコードは書けるが、設計が破綻する
- —レビュー負荷が増え、逆に開発効率が下がる
- —「AIが書いたのでわからない」という責任の曖昧化
- —要件・仕様が曖昧なまま開発が進んでしまう
研修の特徴
AIを前提とした開発思考へ転換
従来の「人が実装する前提」の開発から、「人が設計し、AIが実装する」という役割分担へのシフトを実践的に学習。
仕様駆動開発(SDD)を体系的に理解
コードの源泉を「仕様」に置く考え方、開発工程ごとのタスク粒度をモジュールレベルまで分解する手法、AIに適切に指示するための設計思考など、AI時代に最適化された開発手法を習得。
実務を想定したハンズオン形式
開発題材の設定、仕様作成、実装方針の策定、タスク分割、AIを活用した実装までを一貫して体験し、「明日から現場で使える」状態まで落とし込み。
ハンズオンの流れ
開発題材の設定・仕様作成
- 実務を想定した題材設定
- 仕様をコードの源泉として定義
- AIに適切に指示するための設計思考
実装方針の策定・タスク分割
- 開発工程ごとのタスク粒度をモジュールレベルまで分解
- 人とAIの役割分担を明確化
- チームでのアウトプット共有(ブレイクアウト)
AIを活用した実装
- 講師によるリアルタイムデモでプロセスを体感
- 受講者自身がAIに指示を出してアプリケーションを作成
- 組織導入時の注意点や失敗パターンまで踏み込んだ振り返り
受講者から特に評価が高かったポイント
実演型の理解促進
講師によるリアルタイムデモにより、AIと人間の役割分担が具体的に理解できる構成が高評価。
チームでのアウトプット共有
ブレイクアウト形式により、「他チームの思考プロセスを学べる」「設計の粒度の違いに気づける」など、個人学習では得られない学びを創出。
実務適用を前提とした設計
単なるツール紹介ではなく、組織導入時の注意点や現場での適用方法、失敗パターンまで踏み込んだ内容。
開催概要
- 形式
- ハンズオン研修
- 対象者
- エンジニア・PM(90名)
- テーマ
- 仕様駆動開発(SDD)× AI活用
- 業界
- 金融
習得できるスキル・知識
- —AIを前提とした開発プロセスの設計力
- —仕様駆動開発(SDD)の体系的な理解と実践
- —要件定義〜設計・実装・テスト・運用までのAI活用
- —AIへの適切な指示の出し方とタスク分割
- —組織導入を見据えた開発プロセスの設計
こんな企業様におすすめ
- —AIを導入したが、現場で活用しきれていない — “使っているだけ” から脱却したい
- —開発スピードは上がったが品質やレビュー負荷に課題がある — “速いだけの開発” から抜け出したい
- —エンジニアやPMの設計力にばらつきがある — “個人依存の開発” を脱却したい
- —AI時代に適した開発プロセスを構築したい — “これからの標準” を作りたい
受講者の声
実装の内容や方針の事前合意をとる手法は、すぐにでも実務に取り入れたい。担当者へのタスク依頼時の認識齟齬を減らせる確信が持てた。
ハンズオンが非常に実践的で面白かった。理論だけでなく、実際に手を動かすことで『こういうことか!』と実感でき、知識の定着につながった。
講師によるAIを活用したコーディングの実演が圧巻だった。日常的にAIを使いこなしているプロの作業プロセスを間近で見られたことは、何よりの学びになった。
終盤のワーク時間で、実際に自分で考えてAIに指示を出し、アプリケーションを作成した経験が自信になった。
TechTrain 研修担当者のコメント

上岡 圭介教育・研修事業責任者
AIによってコーディングのハードルが下がった現在、人がやるべきことは「良いコードを書くこと」から「良い仕様の設計をすること」へと移行しています。重要なのはAIを使うことではなく、AI活用を前提とした開発プロセスそのものを設計することです。本研修では、仕様駆動開発(SDD)を軸に、設計・実装・レビュー各工程におけるAI活用の実践手法を体系的に習得いただきました。
補足事項
- —本ページの内容はプレスリリースをもとに編集しています。
CUSTOMIZE
こんなカスタマイズも可能です
本事例は金融業向けSDD研修ですが、業界・開発体制に合わせて内容を調整できます。
- —Java / Python / PHP など、採用技術スタックに合わせたSDDカリキュラムへの変更
- —エンジニアのみならず、PM・テックリード向けに設計・レビュー工程を厚くしたプログラム
- —単発研修から、複数回シリーズ+伴走支援までの段階的導入
- —自社の開発フロー・利用AIツール(GitHub Copilot、Cursor、Claude Code 等)に合わせた内容設計